地域活性や人材育成へ事業推進

愛大とサーラが包括連携協定締結/大学設立時からの協力関係強化

2026/07/31

協定を結んだ神野社長(中央)、広瀬学長(左から2人目)と連携事業に参加した学生

 エネルギー事業などを展開するサーラグループ(豊橋市)と愛知大学は30日、地域活性化や人材育成などを推進するため、包括連携協定を締結した。同大学の設立以来、協力関係を深めてきた両者が連携を一層強化し、地域社会の発展と課題解決に向けた事業を進めていく。

 愛知大学豊橋校舎で締結式が行われ、同大の広瀬裕樹学長とサーラコーポレーションの神野吾郎社長が協定書に署名した。協定により両者は、地域活性化や人材育成、食・農の魅力発信、地域文化の振興などで連携する。

 今年80周年を迎える同大は戦後、中国にあった東亜同文書院大学から日本へ引き揚げてきた教職員らにより設立された。その際、神野社長の祖父・太郎氏ら豊橋の財界関係者が大学を誘致した縁から、両者は長年協力関係を深めてきた。近年も学生が主体となった街歩きマップの作成やビジネスアイデアづくり、事業者への取材を通じたキャリア教育プログラムなどの連携事業を実施。同グループ企業が同大男子バレーボール部のスポンサーにもなっている。

 こうした歴史を振り返った広瀬学長は「両者は長く深い縁があり、サーラグループに支えられてここまで来た。協定を締結し、ともに歩み地域社会の発展に尽力できることが楽しみ」と今後の連携に期待を寄せた。

 神野社長は、地域の活性化や課題解決に取り組んでいる両者の共通点を挙げ、連携協定が必然だったとし、「食農の分野での課題解決と未来創造にも大学とともに取り組んでいる。東三河の食農の魅力を開発し発信していきたい」と述べ、学生の積極的な事業参加に期待を込めた。

 締結式には連携事業に参加した学生3人も出席し、事業の内容と感想を報告した。

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