豊鉄バス・路線バスへ防犯ラッピング

「安全・安心のまち」づくりを啓発/豊橋署や豊橋市防犯協会連合会

2026/07/31

ラッピングバスの披露式(豊橋市の豊鉄バスで)

豊橋署や豊橋市防犯協会連合会などは30日、豊橋市植田町の豊鉄バスで「防犯広報車」の披露式を開いた。8月1日から同社の路線バス後部に「みんなでつくろう安全・安心のまち」などと記したラッピングを施し、豊橋市内を運行する。

 ラッピングには「犯罪にあわない・起こさせない・見逃さない」や「地域安全」の文字、パトロールする市民の姿を描いた。バスは8月1日から来年6月30日まで市内全域を走行する。

 また、30日から豊橋鉄道渥美線の列車内には、警察庁が推奨する「特殊詐欺対策アプリ」と、県警の公式アプリで防犯情報を発信する「アイチポリス」のポスターを掲示。両アプリの2次元コードも載せ、乗客がすぐに利用できる内容としている。

 この日の式には、署員や同社員らが参加。同協会連合会の山口進会長は詐欺被害が多発している現状などを紹介して「地域の安全安心のために防犯意識を醸成して広報に努めていきたい」とあいさつした。

 豊橋鉄道の松下明社長は「公共交通機関は、安全安心を地域に提供することが使命。犯罪を防ぐため、市民の防犯意識の向上が不可欠」と述べた。

 豊鉄バスは2021年から昨年まで、パトカーの模様にラッピングした「パトバス」を運行していた。豊鉄グループの経営ビジョンスローガンは「Much・MORE!」。「もっと暮らしやすく」や「もっと誇らしく」など「もっとがあふれる未来へ」と理念を掲げている。

 ポスターには住民と行政、警察が協力し合う「安全安心のスクラム」のマークもデザイン。式で豊鉄バスの今川孝英社長は「もっと安全安心を伝える広報啓蒙活動に貢献していきたい」と話した。

 豊橋市内では昨年と比べて刑法犯罪が増加している。同署の柳谷謙一署長は「公共バスや電車への掲示は防犯効果のある素晴らしい取り組み。協力をありがたく思う」と感謝した。

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