イオンモール豊川で緊急点検

熊本地震での爆発事故を受けて/災害時拠点の安全性を担保することが必要

2026/07/31

イオンモール豊川にあるバイオガス発電設備

 熊本地震の被災地で、熊本県嘉島町のイオンモール熊本で発生した爆発事故。イオンは全国のイオンモールでガス設備を緊急点検する方針で、東三河最大の大型商業施設イオンモール豊川でも行われる見通しとなった。災害時に近隣住民らの受け皿となる拠点で安全確保が求められている。

 爆発事故では巻き込まれた従業員らが死亡し、現在も行方不明者の捜索が続いている。

 イオンの吉田昭夫社長は29日に開いた会見で、事故はガス爆発が原因の可能性が高いとした上で「施設の安全性を担保することが必要」と全国のイオンモールで関連設備の緊急点検を行う方針を明かした。

 2023年春にオープンしたイオンモール豊川では、施設内で発生する食品生ごみを活用したバイオガス発電設備を導入。地震でも止まりにくい中圧ガスを利用した発電機も設置している。

 イオンモールは、豊川市と災害時に被災者への防災活動に協力する協定を締結。集中豪雨の際には、地元町内会の桜町連区と連携して屋上駐車場やトイレを車中泊向けに開放している。

 桜町連区の鈴川智彦連区長は「イオンモールも地域のニーズを受け入れ、一層信頼関係が深まっている。一斉点検してくれれば、地域住民も安心できる」と話している。

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