時習館高校で戦没者慰霊式典/豊橋
2026/08/05

献花する生徒たち(時習館高校で)
豊橋市の県立時習館高校で4日、太平洋戦争時に米軍機の爆撃による豊橋空襲と豊川海軍工廠の空襲で亡くなった学校関係者らを悼む戦没者慰霊式典が、しめやかに営まれた。時習館高歴史部が主催し、生徒や職員、地域住民ら約40人が参列し、冥福を祈った。
歴史部などによると、豊橋空襲で名前が分かっているだけで624人が亡くなり、工廠の空襲で2500人以上が命を落としているという。
式典で部員たちがそれぞれの被害を説明し、「本校の前身である豊橋中学の生徒39人と関係者3人も犠牲になった」などと述べた。また、亡くなった生徒と職員一人一人の名前が読み上げられた。
この後、参加者一人一人が校内にある慰霊碑「早咲きの花の碑」に献花して祈りをささげた。
歴史部の山田悠太部長は「多くの人が参加してもらい、戦争の歴史を伝えることができてうれしい。僕たちより若い生徒も亡くなっている。平和の大切さを伝えていきたい」と話した。