天下一の眺めにて候/市制110周年記念・天守席など特別席好評/岡崎城下家康公夏まつり花火大会で迫力のおもてなし
2026/08/11

岡崎城天守席からの花火(岡崎城天守で)
岡崎市内中心部を流れる乙川と矢作川の河畔で1日、岡崎城下家康公夏まつり第78回花火大会が開かれた。今年は市制110周年を記念し、110万円の岡崎城天守席や110円のイス席など「110」にちなんだ席が用意され、例年とは異なる空間で夏の風物詩を楽しむ市民らの姿が見られた。
天守席を購入したのは岡崎住設株式会社(岡崎市羽根西3)の大川賢司代表取締役(53)。購入希望者24人の中から抽選で〝初代天守席〟に当選した。この日は社員やその家族、取引先などの20人が同席。岡崎城二の丸能楽堂でのグレート家康公「葵」武将隊の演武や、城に隣接する龍城神社での八丁味噌(みそ)やブランド鶏「岡崎おうはん」といった岡崎ならではの食材を使った夕食、高さ18・5メートルの天守5階からの花火を楽しんだ。
大川さんは「当たるとは思っていなかったので驚いた。一連のおもてなしは素晴らしかった。花火は想像よりも近くで見ることができて迫力があった。今後も天守席があったら良いと思う」と笑顔で語った。
幸田町と蒲郡市の小学生がプロに教わりながら短編オリジナル映画を製作する企画「蒲郡幸田 小学生映画プロジェクト」が2日、両市町で始動した。今月中に地元を舞台にした3~4分の短編映画を作り、「学生短編映画祭FFF―S」小学生部門に出品する。
この日は両市町でワークショップが開かれた。幸田町会場(町中央公民館)では2~6年生11人の男女がプロの監督やカメラマン、俳優らの指導を受けた。「映画は1人では作れないため周囲の人に頼ることが大事」「いろいろなスタッフの思いを画(え)にするのが仕事」「見る人にどんなことを伝えたいが重要」などの助言を聞いた上で、児童らは3グループに分かれて1分程度の脚本をもとに、監督や助監督、撮影、演技などを経験した。事前に決めた複数のカット割りに沿って、「カチンコ」と呼ばれる道具を使ったり、演技する俳優に指示を出したりしていた。
監督役を務めた同町立豊坂小6年の飯島綜介君(12)は「たくさんの人が関わって映画作品ができることが分かった。俳優の方は何度も同じ演技を繰り返すことができ、すごいと思った。本番ではきょう学んだことを生かしてやっていきたい」と述べた。
本番の撮影は22、23日に行われる。