古代東海道の位置表示も検討

豊橋市議会新アリーナ調査特別委

2026/08/11

新アリーナの建設予定地で見つかった古代・中世東海道の位置を示す発掘作業員(7月、豊橋公園で撮影)

 豊橋市議会の多目的屋内施設(新アリーナ)整備事業に関する調査特別委員会は10日に開かれた。同事業に伴う文化財調査で発見された古代から中世にかけての東海道と考えられる遺構を巡り、市は一部を地上に表示する可能性に言及した。

 市は先月21日、豊橋公園内のアリーナ建設予定地で行った埋蔵文化財の発掘調査で、平安時代から戦国時代にかけて使われた東海道とみられる道路跡が見つかったと発表した。

 調査特別委では本多洋之委員(自民)が、この愛知県内で初めて確認された古代東海道について、道路の位置を公園内に線で示すなどの追加対応の必要性を訴えた。

 これに対し、市美術・文化財課の岡田亘世課長はアリーナ建設地などの記録保存を行う場所以外は「地中に遺構が残るので、その残存位置を地表面に表示する方法も考えられる」と説明。

 「そうした現地での、よりリアルな説明案内は見る人に臨場感を与え、市の歴史教育や郷土愛醸成に有意義だ。追加対応について事業者や担当部局と今後考えていく」と述べた。

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