ジブリパーク「第3期構想」県発表/熱中症対策など課題解消目指す
2026/08/13

新施設の外観イメージ(提供)
愛知県は、ジブリパーク(長久手市)の新たな展開となる「第3期構想」を発表した。映画「風の谷のナウシカ」の世界観を表現した新しい屋内施設を整備する。来園者の滞在時間延長や熱中症対策といった課題の解消を目指す。
県によると、来園者の人流データ調査や現地でのモニタリングを実施した結果、滞在時間を延ばすには訴求力のある魅力的なコンテンツを備えた屋内施設が必要と判断。企画監修を担うスタジオジブリに意見を求めたところ、「風の谷のナウシカ」の提案を受けた。同作品は1984年に劇場公開された作品で、スタジオジブリ設立のきっかけとなった「原点」とされる。
建設場所は、来園者の主動線に接し、新たな造成を必要としない公園の西口広場を選定。大きな容積を確保できる施設とし、目の前にある「こいの池」など周囲の景観と調和させる。屋内施設の整備によって、夏の暑さを避けて快適に過ごせる休憩環境を確保するとともに、西口広場周辺に新たなにぎわいを創出する。
県は、完成時期は未定とし、基本構想の策定と基本設計、地質調査の費用として、3億8000万円を計上した予算案を8月議会に提出する。