16日まで、桜ケ丘ミュージアムで開催
2026/08/13

16日まで展示されている弾薬箱や信管箱(桜ケ丘ミュージアムで)
戦後81年に合わせて、豊川市桜ケ丘ミュージアムで16日まで、歴史ミニ企画「豊川海軍工廠(こうしょう)展―弾薬箱と信管箱」が開催されている。第二次世界大戦中に弾薬などを格納した「箱」に焦点を当てた。
工廠で生産された弾薬や信管などの格納箱を中心に17種類20点を展示。神奈川県の横須賀や広島県の呉、長崎県の佐世保の各軍港へ出荷した生産品の輸送を担った木箱が並んでいる。
箱には製造年月や製造場所、内容物、数量が記されている。弾薬箱では陸軍と海軍で違いがみられ、陸軍では積み上げられた際に見やすいように側面に記され、海軍では記載場所に指定はなかったが、ふたの上面に書く傾向がみられる。
曳光(えいこう)弾の原料を納めていた木箱には赤い文字で「7曳」と書かれ、内部に銅板が張られている。持ち手部分に縄が使用されておらず、通常の弾薬箱よりも中身が軽量だったことが分かる。
神奈川県平塚市の第二海軍火薬廠で製造された火薬缶を入れた木箱もある。
箱の一部は戦後、文具入れとして転用されたものもあり、側面には「鉛筆」や「消しゴム」と書かれている。