児童がAIで防犯ポスター作製

防犯少年団メンバーがデジタル犯罪抑止へ危険性と利便性学ぶ/豊橋

2026/08/16

防犯ポスターを受け取る児童(豊橋市交通児童館で)

 豊橋署と豊橋市新川小学校の「防犯少年団」メンバー7人は15日、同市向山町の市交通児童館で「防犯ポスター」を作製した。児童は同市東田町の「ソフトバンク東田店」の店員から指導を受け、AI(人工知能)を利用してポスターを作製。デジタル機器の利便性と危険性を学んで防犯意識を高めた。

 児童は、AIに「守りたい人」や「伝えたいこと」などを入力してプリント。「あやしい電話はいったん切ろう」や「その情報まず確かめよう」などのメッセージやイラストを記したポスターを完成させて受け取った。

 同校5年の松下航大くん(10)は、母が詐欺行為にだまされないよう思いを込めた。ポスターは自宅に掲示する。「AIは便利だと分かった。気を付けて使いたい」と語った。

 同店の石川潤店長はAIの使い方を講話した。詐欺グループが悪用してメールやSNSで警察官などを名乗る手口を紹介。個人情報を入力する危険性も強調し「AIを信じ込まず自分で調べることが重要。正しく使えば自分や家族を守ることができる」と子どもらに呼びかけた。

 署は、インターネットに潜む危険性を周知して「デジタルリテラシー」を高める目的で講話を実施。ポスター作製前には「闇バイト」など、サイトを通じて未成年が犯罪に巻き込まれる問題が多発していることも伝えた。

 生活安全課の山神貴広課長は「身近な犯罪であることを知ってもらい、きょう学んだことを家族や友だちにも広めてほしい」と話した。

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