海の安全 豊漁祈願
2026/08/16

発泡スチロールの亀に乗り、海に出た和田君(田原市白谷海水浴場で)
田原市白谷地区に伝わる盆の伝統行事「龍宮まつり」が15日、白谷海水浴場を会場に行われ、漁業関係者や地元住民らが海の安全と豊漁を祈願した。
まつりは、砂で造った亀の形を祭壇にして神事を実施。この後、漁船9隻が大漁旗をなびかせながら沖合へ繰り出した。浦島太郎にふんした小学6年の和田泰紀君も発泡スチロールの亀にまたがり、漁船に引かれて海へ進んだ。船団が太郎の周囲を回ったあと、海の守り神「八大龍王神」に奉納するお神酒などが海中に沈められた。
最後に恒例の餅投げが行われ、漁船からまかれた餅を地元住民や帰省客、海水浴客らが夢中で拾っていた。
3年連続で大役を果たした和田君は「海に出ると、海岸からみんなが手を振ってくれてうれしかったです」と話した。
まつりは漁業が盛んな白谷地区で江戸時代から続くとされ、一時途絶えたものの、白谷区が毎年8月15日に開いている。