前回節水対策開始時の貯水率下回る
2026/08/18

3月に枯渇した時の宇連ダム(3月17日午後、新城市で)
東三河の水がめが再びピンチだ。このところの晴天と猛暑の影響で、豊川(とよがわ)水系の水源の一つ、宇連ダム(新城市)の貯水率が17日午後3時現在で24・0%まで低下した。記録的な水不足を受けての前回節水対策(4月28日に解除)の開始時の貯水率を下回っている。
6月末には2つの台風が東海地方に接近した影響で90%近くまで改善していた貯水率だが、7月以降は少雨傾向にあり、水位は下がる一方。気温35度以上の厳しい暑さによってダムの水が蒸発するスピードも速く、夏場は人々が水を使用する頻度も高まることから、貯水率の低下に歯止めがかからないという。
昨年から今年の春にかけて記録的な水不足に陥り、宇連ダムは3月中旬に貯水率0%となり、枯渇した。
昨年8月29日に豊川用水節水対策協議会が第1回目の節水対策を開始したが、この時の宇連ダムの貯水率は24・5%。今回はそれを下回っている。
豊川市によると、今後まとまった雨が降らない状況が続けば、節水対策が再開される可能性が高いという。
渇水は東海地方各地でみられ、独立行政法人水資源機構中部支社によると、すでに7日から愛知用水の牧尾ダムで、14日からは三重用水で節水対策を始まっている。