センサー機器を設置し実証実験/新城
2026/09/05

センサーなどを掲げる名工大の島孔介助教㊧ら(新城市で)
新城市と名古屋工業大学などは、1人暮らしの高齢者宅にセンサー機器を設置し、生活を見守る実証実験を始めた。離れて暮らす家族らが、ドアの開け閉め、就寝や起床の状況をスマートフォンなどで確認できるようになり、安心につながると期待される。
実験には、名工大の大塚孝信准教授の研究室や名古屋大学、中部電力が参加する。玄関、浴室ドア、冷蔵庫や寝床にセンサーを据え付け、動きがあれば電力スマートメーターの通信網を経由してサーバーに記録していく。
年度内に市内25軒へ機器を設置する予定だ。記録は高齢者本人が許可した家族、担当のケアマネジャーらが閲覧できる。
カメラを用いる仕組みと違い、室内を見られずに済む。既設の通信網を使うので、住宅にインターネット回線を引く必要はない。
市高齢者支援課の山本弘美課長は「独居世帯が増えているが、子どもから『毎日連絡を』と言われ、負担に感じる高齢者もいる。互いにストレスなく、さりげなく確認できるのは良い方法だ」と話している。