来年の田原市長選/「このまちの未来をつくっていきたい」
2026/09/05

出馬の決意などを語る鈴木氏(豊橋市内で)
来年の次期田原市長選に、弁護士の鈴木直也氏(28)=同市田原町=が無所属で出馬する意向を表明した。4日、記者会見した。同市長選への立候補表明は初めてで、現職の山下政良氏(77)は今月2日に退任の考えを明らかにしている。
人口減少や若年女性の流出、農業後継者不足など市の現状に「このまま古里が静かに衰退していくのを黙って見ていられない。田原市の課題と向き合い、地域の皆さんとこのまちの未来をつくっていきたい」と決意を述べた。一昨年1月の能登半島地震をきっかけに「同じ半島の渥美半島のことを考えるようになった」と話し、昨年末に出馬を決めたという。
「渥美半島を守る3つの柱」を掲げ、どこでも必要な医療、福祉が受けられる体制や田原で生み育てられる子育て・教育環境の整備などに取り組む。実現のため「時代に合わせ市役所を変える」と市役所改革の方針も示した。
鈴木氏は京都大学法科大学院を修了。2023年に弁護士登録、東京で主に公共政策法務の仕事に携わり「この経験を田原市の課題解決に役立てたい」と述べた。
市長選は、山下市長が任期を待たず退任する意向を示し、来年初めの市議選との同日選を見据える。鈴木氏のほか、元市職員が出馬の準備を進めている。