「イノベーションプログラム」公募/キックオフイベントで関係者ら交流
2026/09/25

採択事業について説明する浜崎さん(蒲郡市神明町で)
資源を循環させる社会「サーキュラーシティ」の実現を目指す蒲郡市は、関連事業者を対象に「イノベーションプログラム」を公募し、計8件を採択した。24日、事業化に向けたキックオフイベントを市内で開き、採択者や関係者らが交流した。
市は2023年度から実証実験を展開しており、本年度は事業の進ちょくに応じて「事業基盤構築」と「事業拡大」の2コースで支援する。
今回は審査の結果、事業基盤構築コースに「食べられるスプーン」を開発した給食事業「勤労食」など5社、事業拡大コースには蒲郡産ミカンを活用したクラフト生マッコリを企画する「Misfits Japan(ミスフィッツジャパン)」など3社を選定した。
イベントでは、採択された各社が事業について説明した。このうち、勤労食の食べられるスプーン「PACOON(パクーン)」は小麦粉を主原料に、規格外の野菜が活用されている。使い終わったら食べることができ、プラスチックごみの削減につなげる。蒲郡市では地元の水産高校や製粉会社と連携して製品化し、商品名や食べ方、キャッチコピーなどを提案する計画で、教育、防災、観光各分野で活用を目指す。
同社の浜崎佳寿子さんは「子どもたちが楽しみながら、食育を考えるきっかけになる商品を作り出したい」と意気込みを語った。
ほかに、生ごみを堆肥化するコンポストの利用拡大や、空き家に残された物の活用法などのアイデアが発表された。