黙とうと献花をささげる/豊橋署
2026/10/10

献花する柳谷署長(豊橋公園で)
豊橋署は9日、豊橋市今橋町の豊橋公園で、殉職した警察官を悼む「慰霊祭」を行った。署の幹部ら11人が参列。1966年に起きた豪雨災害で亡くなった警察官と市民を悼んだ。
参列者全員で黙とうをささげて献花した。同年10月12日に東三河で起きた豪雨により、牛川町の朝倉川が氾濫。住宅に市民3人が取り残された。
救助に向かった署員5人が救助艇に市民を乗せたが、濁流にのまれて転覆。署員4人と市民3人が行方不明となった。その後、計3人の遺体が見つかったが、残る4人は発見に至っていない。
慰霊碑は1967年に市民の浄財により建立。昨年に署が老朽化した周辺のレンガや花瓶などを整備していた。この日は、警察官のOBで構成する「豊橋警友会」の戸鹿島政晴会長と山田和芳副会長も参列して故人の冥福を祈った。
柳谷謙一署長は「近年は各地でさまざまな災害が起きており、同様の悲劇を繰り返さないように署として備えていきたい」と話した。