第3波襲来でマイナス

宿泊者数は例年の2割程度/蒲郡商議所が1~3月期の景況調査

2021/05/14

 蒲郡商工会議所は、蒲郡市内の会員企業を対象に行った1~3月期の景況調査の結果を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス15・4と、前期(10~12月)に比べて14・4ポイント悪化した。新型コロナウイルスの第3波の影響で、2期続いた改善傾向に一服感がみられた。

 特に旅館関係は、昨秋から年末にかけての「GoToトラベル」事業による活況から一転。第3波の広がりに伴ってキャンセルが相次ぎ、宿泊者数は例年の2割程度にとどまった。

 飲食は時短営業などの影響が続き、団体利用が消滅。全事業所で前期比、前年同期比ともに売り上げが減少した。感染状況に大きく左右されるため、先行きの不透明感は払拭されていない。一方、製造業は工作機械と自動車が堅調で回復傾向が続いている。

 新型コロナウイルスの感染が国内で初めて確認されて1年後の調査結果。経営上の問題として「売り上げの減少」を訴える声は全体の7割を占める。小池高弘会頭は「急速な感染拡大で経済活動が予想と違ってきた。行政と連携し、次の対策を早急に決めたい」と話した。

 景況調査は104の企業や団体を対象に聞き取りを実施。景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を差し引いた値DIで示した。 (多田羅有美)

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