華墨会 52年の歴史に幕

豊橋市美博で第100回記念展

2017/09/14

 戦後、前衛的な墨書に取り組んだ書家の故・大澤華空さんが1965年に創設した、豊橋市の書道団体「華墨会」の第100回記念展が13日、同市美術博物館第3展示室で始まった。今展を最後に華墨会は、52年の歴史に幕を下ろす。最後の展示に、朝から大勢詰めかけた来場者からは、会の功績をたたえ名残惜しむ声が聞かれた。17日まで。

自由な発想で創作作品飾る/大勢の来場者が最後の会惜しむ

 同会は、創設以来「いのちの躍動を文字を書く、動きで実現すべく全力投入する」を目指してきた。会場に並ぶ作品を一言で表現するなら、まさに「ダイナミック」。少字数や現代詩などを中心に3、6畳にも及ぶ大型作品や額・軸など23人が38点を出品。華空氏の遺作3点も並べ、既成の書法にとらわれない自由な発想で創作した作品が来場者を迎える。

 大澤華香主宰(96)は、「まだやめちゃいけないと言われるが、この年を迎えた。華墨会はこれで解散するが、また新しい会を作って一から勉強しましょう」と話し、少し不自由になった自身の右手を励ます作品を展示した。

2017/09/14 のニュース

華空氏の遺作も並ぶ会場の様子と華空氏の遺影を持つ華香さん(前列中央)ら

華香さんの作品(豊橋市美術博物館で)

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