衆院解散濃厚に広がる困惑

投開票日→豊橋市「豊橋まつり」 新城市「トリプル選」/人員配置など対応急ぐ

2017/09/20

 衆院解散の観測が急浮上し、東三河の自治体の選挙管理委員会には困惑が広がっている。総選挙がビッグイベントや地方選挙に重なる可能性があり、対応を急いでいる。

 今月28日の臨時国会召集後、衆院が解散される見通しとなり、「10月10日公示―22日投開票」が有力視されている。

 「いつも解散総選挙が頭の片隅にあったが、この時期はないだろうと思っていた」。豊橋市選管の担当者は北朝鮮情勢などを踏まえ、早期の解散・総選挙が予想外だったことを認める。

 悩ましいのは投開票日だ。10月22日は豊橋市中心部で2日間にわたり開かれる豊橋最大のまつり「豊橋まつり」の2日目にあたる。投票所に予定される施設のうち1カ所が交通規制が敷かれる区域にあり、市選管は「もし使えないとなれば代替施設を考えることになる」。

 人員配置に影響が出るのも必至。まつりにかなりの職員を割かれつつ、投票所の運営や開票作業にあたる職員を確保する必要があり、全庁で対応しないと間に合わない。投票所の運営には毎回100人前後のアルバイトを雇っているが、まつりに遊びに行く人が増えると「集めるのが大変かもしれない」と心配顔だ。

 新城市では市長・市議選が22日告示、29日投開票の日程で予定されている。22日が総選挙の投開票なら、その日は市長・市議選の立候補を受け付けながら衆院選の投票所を運営しないといけない。担当者は「同時進行になると大変だ」とため息をつく。

 有権者は衆院選で小選挙区と比例代表と国民審査に投票し、市長・市議選でもそれぞれ投票して合計で5枚もの投票用紙を書く必要があるため、1週間の間隔が開いた方が混乱しにくいとの考え方がある。その一方で、2週続けて投票所に足を運ぶ負担も無視できない。

 衆院選が「10月17日公示―29日投開票」にずれるとの指摘もある。同日選になると市選管にとって開票作業が膨大になり、選挙結果が確定するまでかなりの時間がかかる恐れもある。

2017/09/20 のニュース

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