屋根にアルミ缶で断熱

室温上昇抑える効果確認/設置場所の有無で最大1・3度低く/豊橋市

2017/09/21

 豊橋市は今月初め、市施設の屋根に大量のアルミ缶を敷設して断熱効果の有無を検証した。室温の上昇を抑える効果が確認されたため、市民などにも取り組みを紹介していく。

 東日本大震災の被災地では、仮設住宅の屋根にアルミ缶を取り付け、建物内への熱の侵入を防ぐ試みが注目を集めた。

 実験は9月2、3両日、高塚町の埋立処理課事務所で実施。建物の折板屋根(約95平方メートル)のくぼんだ部分に、空気が通るよう穴を開けたアルミ缶(350ミリリットル)約3400本を並べてひもで固定した。アルミ缶はスチール缶より熱伝導率が高く、加工しやすい特長がある。

 2日間にわたって室温などを計測。屋根にアルミ缶を設置した場所の室温は、設置しなかった場所より最大で1・3度低くなったという。室温が1度下がると電気代を10%節約できるとされる。

 効果を確認した市は「経費をかけない省エネ」対策として市民や事業者に紹介し、普及を図っていきたい考えだ。

2017/09/21 のニュース

屋根にアルミ缶を並べる作業(豊橋市提供)

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