広重画「御油宿」に収集家殺到

記念切手発売/発行記念初日押印に行列/御油郵便局大わらわ

2017/10/08

 日本郵便(横山 邦男社長)は国際文通週間(9~15日)に合わせ、歌川広重画の記念切手を発行した。全国の郵便局などで一斉に販売を開始した6日、デザインの1つに選ばれた「東海道五拾三次・御油宿」がある豊川市御油郵便局には開店前から大勢の切手収集家が詰めかけ、職員らはその対応に追われた。

 切手は全国で購入できるが、この日の午前中限定で、おもに同郵便局の窓口でしか押してもらえない「愛知・御油」の文字と日時などが刻まれた発行記念初日押印(ハト印)などを目当てに、県内外から人々が殺到した。同郵便局が特別に用意した作業机では、購入した多くの切手をひたすら台紙や封筒などに貼る人の姿。窓口には押印を待つ人の列ができ、金田公一局長ら職員は大わらわだった。

 日本郵便は同週間の特殊切手として、五十三次(55枚)のうち、この日発売した御油(110円)、静岡の府中(90円)と嶋田(130円)3種を含めた49枚をすでに発行済み。残りは同市赤坂宿を含む6枚のみ。10年かけ49枚集めたという豊田市の福田昌夫さん(74)は「1年に3枚発行とすれば、あと2年は生きないとね」と笑顔。そのほか、この日のうちに3つの郵便局全てを巡る人や、母国に郵送するという中国人青年など、様々な人たちが訪れた。

 発売から1週間だけ押される国際文通週間特印のサービスは12日まで。

2017/10/08 のニュース

右上から御油(国際文通週間特印)、嶋田(風景印)、府中(ハト印)

列を作って押印を待つ収集家たち

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