土木系学生呼び込め

採用難直面で豊橋市初企画/工事現場見学ツアー参加者募集

2018/02/07

 地方自治体が土木系学生の採用難に直面する中、豊橋市は珍しい工事現場を見学できるツアーを初めて企画した。職場を実際に見て自身が働く姿をイメージしてもらい、学生の呼び込みにつなげたい考えだ。

 景気の回復傾向に伴い、土木業界でも人不足が顕著になっている。民間企業が採用人数を増やした影響で、土木系学生の奪い合いに発展。公務員でも国や県は比較的人気を維持していて、一番割を食っているのが市町村だ。

 豊橋市によると本年度、土木系の職種で内定を出した6人のうち、2人が内定を辞退した。このまま「売り手市場」が続けば公共工事を担う技術者の層が薄くなり、事業が立ち行かなくなる恐れもある。

 危機感を強めた市は、工事現場見学ツアーを3月19日に開催する。仕事のイメージをより具体的にふくらませ、職員に接して職場の雰囲気を知ってもらう初めての試みだ。

 見学場所は豊橋競輪場のバンクの舗装工事とシールド工事を行う下水道工事の立坑。ともに、土木技術者でもなかなかお目にかかれない現場だという。

 参加希望者は3月15日までに、あいち電子申請・届出システム(http://www.city.toyohashi.lg.jp/54317.htm)で申し込む。定員は10人程度。市人事課の担当者は「市役所で働く魅力を、ぜひ感じてほしい」と話す。

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