高山幸佳消防士が意見発表会に出場

「コミュニケーションの壁なくす」がテーマ/災害現場で相手が困ることなど女性の視線から気づく/豊川消防署

2018/04/17

 岐阜県可児市で20日に行われる全国消防長会消防職員意見発表会の東海支部大会に、豊川市消防署南分署の高山幸佳(さちか)さん(23)が県代表として出場する。出場は同市では1999年以来19年ぶり。女性としては初めてという。

 高山さんは福井県出身。3年前に同市初の女性消防士として採用された。
 業務に手話が必要と考え、昨年度、市の手話講習会を受講し、手話を覚えた。聴覚障害者と接するなかで、女性の柔軟な視線で、災害現場で相手が困ること、消防士がすべきことなどに気づいた。

 大会では手話を一部使って、コミュニケーションの壁をなくすことをテーマに発表する。

 同市消防本部の消防士では唯一、手話サークルに所属する。仲間から「どんどん伝えてほしい」と出場を喜ぶ声が上がっている。6月からは救命救急士としての活動も始まる。「発表で聴覚障害者のことも広めたい。現場で、これからも女性の消防士がいてくれて安心したと言ってもらえる活動をしていきたい」と話した。

 市消防本部の選出で東三河ブロック大会(5市町村から10人)に出場。代表となり尾張や知多など5地域の代表者と県大会を競って最優秀賞を獲得し、岡崎市の消防士とともに東海支部大会出場を決めた。

 この大会で代表となると、東京都内で6月に開かれる全国大会で発表する。

2018/04/17 のニュース

全国消防長会東海支部消防職員意見発表会に出場する高山幸佳さん(豊川市消防署南分署で)

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