魚介類の成分を数値化

蒲郡市職員「安心して味わって」/ポスターやチラシでPR―魅力をより具体的に

2018/04/17

 蒲郡市は、水揚げされた鮮魚に含まれる成分を科学的に分析して公表し、魅力をPRしている。市内で多く水揚げされる「メヒカリ」や「イワシ」など8種の魚について「かみしめた時に、うまみがあふれる」、「血液をサラサラにする」などと記してポスターやチラシで周知。市職員は「蒲郡の魚を、安心して味わってほしい」と話している。

 昨年度に8種の魚の成分を調査。うま味成分の目安となる「グルタミン酸」や、血圧を抑える効果のある「タウリン」などの含有量をデータ化して公表した。

 数値化した成分は、調査した魚ごとにポスターやチラシにまとめて、水産や観光関係者が掲示していく。同市農林水産課の三浦次七郎課長は「数値化して分かりやすく伝えることで、蒲郡の魚介類を安心して食べていただきたい」と調査の目的を語る。

 市内では、鮮魚店などが提供する魚の説明文を掲示する「まちじゅう食べる水族館プロジェクト」や、人気投票を行う「さかな総選挙」などを展開して魚介類をPRしてきた。

 成分分析は、蒲郡産の魚の具体的な魅力を可視化する目的で実施。「タウリンがアジの約2倍」、「DHAがスルメイカの約8倍」など、分かりやすい説明文も添えている。

 海水の交換が少ない三河湾は、プランクトンが育ちやすい環境。調査に携わった専門家は「三河湾で育つ魚は、体内に含有されにくい健康成分が、食物連鎖の過程で多く含まれると予想される」と解説している。

2018/04/17 のニュース

成分をデータ化した鮮魚をPRするポスター

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