持統上皇ガイドツアー開く

あす、豊橋、豊川で三河行幸などの足跡たどる

2018/08/25

 いにしえにタイムスリップして楽しみませんか―。動乱の飛鳥時代の終盤を支え、奈良時代への道筋をつけた持統上皇(645年~702年)の三河行幸などの足跡をたどるガイドツアーが26日、豊川、豊橋の両市のゆかりの地で行われる。主催する国際ボランティアガイドグループ「ひまわりの会」(紅林正男会長)は参加者を募っている。

 平安時代初期の歴史書「続日本紀」などによると、持統上皇は天皇を退位した702年10月~11月までの約45日間、三河行幸をしたという。目的は不明だが、孫の文武天皇(683年~707年)の病気の平癒だったと言い伝えられている。

 訪れる場所は、豊川市御津町の引馬神社と持統上皇行在所(あんざいしょ)伝承地のほか、篠束町の医王寺や行明町の羽衣の松、豊橋市下条東町の正楽寺、豊川市豊川町の三明寺の6カ所。

 引馬神社の境内に「引馬野(ひくまの)に にほふ榛原(はりはら)入り乱り 衣にほはせ 旅のしるしに」の歌碑がある。行幸に関する万葉集の歌とされ、豊川市教育委員会は「万葉地名引馬野伝承地」として史跡に指定している。

 引馬神社の近くにある上皇行在所伝承地も市教委が史跡に指定。行在所は行幸時の仮の御所といわれ、「御所と呼ばれる地名が残り、行在所の跡ともいわれる」と解説している。

 文武天皇ゆかりの地にも足を延ばす。天皇の勅使が立ち寄ったと縁起に残る医王寺や天皇と関わりがあるという羽衣の松のほか、天皇が東征の途中で王子が生まれたと伝えられる正楽寺、天皇の仰せを受けて建立されたという三明寺など見どころがいっぱいだ。

 ひまわりの会は、2000年から豊橋市を中心に毎月1回程度、地元大学の留学生を対象にガイドツアーを行っている。

 当日は26日午前10時に豊橋駅を出発し、車で巡る予定。参加は無料。

 問い合わせ、申し込みはツアー責任者の尾嵜悌之さん=電話090(5637)5285=へ。

2018/08/25 のニュース

訪問が予定される引馬神社の境内にある歌碑(豊川市御津町で)

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