〝独特な世界を感じて〟

新城の廃校、小学校木造校舎を舞台に現代アート作家8人が美術展

2018/09/12

 廃校となった新城市の小学校の木造校舎を舞台に、市内長篠の現代アート作家の鈴木孝幸さん(36)ら8人の企画展「共同体のジレンマ」が30日まで、門谷小学校跡で開かれている。5回目となる現代美術展で、「独特な世界を感じてもらえれば」と来場を呼び掛けている。

創り出す表現 さまざまな作品

 鈴木さんは、セメントで巨大な三角形のオブジェをグラウンドに制作。砂を詰めたたくさんのガラス瓶や映像などで、過去を含めた自分や自分を取り巻く共同体のサイクルや変化を表した。「世界は一つでなく、様々な要素が無数に存在する。価値観の多様性を考えるきっかけになれば」と話した。

 北名古屋市に住む山口諒さん(28)は、暗い教室で複数の映像を体験する映像インスタレーション作品を展示。そこにいない自分が幽霊のように存在することを表現し、独特の世界を創り出している。

 豊橋市の鈴木淳夫さん(41)は、昨年に続き「彫る絵画」を出展。アクリル絵の具を彫刻刀で彫る独特の技法で鮮やかな作品を制作。「作っているところを見てもらい、来場者と話もしたい」と語った。

 3人のほかに大和由佳さんや大崎土夢さん、織田真二さん、川原卓也さん、福永恵美さんの5人は県外出身。独創的な作品を出展している。

 開催は午前9時30分~午後5時まで。水、木曜日は休み。入場無料。最終日午後1時から、アーティストトークもある。

2018/09/12 のニュース

左から鈴木淳夫さん、鈴木孝幸さん、山口諒さん(新城市門谷の旧門谷小学校で)

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