子宮頸がん手術で先進医療承認

手術支援ロボット「ダヴィンチ」/豊橋市民病院/県内医療機関で初/全摘手術実績重ね要件満たす

2018/09/12

 豊橋市民病院(豊橋市青竹町)は11日、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いた子宮頸(けい)がん手術が、県内の医療機関で初めて厚生労働省から先進医療に承認されたと発表した。

 保険診療との併用が可能となり、患者の負担軽減につながる。

 同病院はダヴィンチによる子宮頸がんの全摘手術を2014年に開始。5例の実績を重ねるなど要件を満たし今月、先進医療の承認を受けた。全国で認定された医療機関は同病院以外に10例あるが、ほとんどが大学病院だという。

 ダヴィンチ手術では、先端にピンセットのような器具と内視鏡カメラが付いたロボットアームを、患者の腹部に開けた小さな穴から挿入。医師は手術台から離れた場所にある装置に座り、モニターに映し出される高画質の3次元画像を確認しながら、両手の指先や足元のペダルでアームを遠隔操作して手術する。

 360度稼働するアームは人の手以上に繊細な動きが可能で、手ぶれの影響もない。従来の腹腔鏡手術に比べ痛みや出血が少なく、開腹手術より短期間で退院できるという。

 先進医療施設への認定に伴い、治療費の一部に保険が適用される。患者側の自己負担は本来なら約173万円かかるところ、3割負担で約137万円になる。これまで承認に向け費用を60万円に抑えてきたため負担増だが、生命保険の先進医療特約に加入していれば約16万円で済むという。

2018/09/12 のニュース

豊橋市民病院の手術支援ロボット「ダヴィンチ」(豊橋市提供)

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