住環境の悪化に懸念

地元住民「権利がどう侵害されるのか」/豊橋公園内が建設候補地「新アリーナ」

2018/10/12

 豊橋公園内を建設候補地とする豊橋市の「新アリーナ」計画に対し、地元住民から環境悪化を懸念する声が上がり始めた。市には丁寧な説明が求められる。

 10日夜、同公園からほど近い八町校区市民館。佐原光一市長をはじめとする市幹部と住民が地域課題をテーマに意見交換する懇談会の席上、新アリーナ建設に住民が異議を唱える一幕があった。

 地域の様々な課題を話し合うなかで、ある男性が新アリーナについて発言。「どう考えても周辺の住環境に影響がある」と、巨大な集客施設ができることを憂慮した。建物の規模などを説明する市側に対し「アリーナを作る前提のようだが、どんなアリーナができるのかという説明より、住民が法律的に持つ(住環境の)権利がどう侵害されるのかを教えてほしい」と訴えると、会場から拍手が上がった。

 担当部長は「しっかり説明したうえで、できるできないをやっていかないといけない」と述べ、住民説明会などの機会を設けつつ建設の是非を慎重に検討する考えを示した。

 新アリーナ計画をめぐり、市は建設・運営方針の協議相手にゼビオホールディングス子会社のクロススポーツマーケティング(XSM、東京都)を選定。複数のスポーツのほか音楽コンサートや展示会などで利用できる施設にする案をたたき台に、2021年9月の運用開始を目標に作業を進めている。

2018/10/12 のニュース

新アリーナの建設候補地に挙がる豊橋公園の芝生広場

有料会員募集

東三河学生就職NAVI「リクrooting」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.