エゴマ新品種開発

9月下旬収穫で早霜被害防ぐ/県農業総合試験場山間農業研究所

2024/02/03

エゴマの花

 設楽町などで栽培されているエゴマの新品種が、県農業総合試験場山間農業研究所(豊田市)で開発された。在来種より収穫時期が早く、早霜の被害を避けられる特長がある。

 県内で多く栽培されているエゴマの在来種「名倉」は10月末から11月上旬に収穫され、早霜に遭うと収穫量が減少する被害があった。新たに開発された品種「NO.7」(ナンバーナナ)は、名倉より1カ月程度早い9月下旬に収穫でき、早霜の被害を回避できる。また、草丈が名倉より50㌢ほど低く茎も細いため、収穫しやすい長所もある。

 エゴマは、設楽町を中心に約1ヘクタールで栽培される、中山間地域では貴重な作物。名倉は収穫量も多くて食味もよく、特産の五平餅のタレやエゴマ油に加工され地域振興に貢献している。新品種の食味は名倉と同等。2品種を組み合わせて栽培することで収穫時期を分散、経営面積の拡大や収穫作業の負荷軽減が期待できる。

 新品種は2009年から開発を始め、名倉から優れた系統を選抜。21~22年には現地栽培試験やタレに加工した食味試験を実施し、約14年をかけて開発に成功した。今後、生産者組織と許諾契約を結んだ後、25年から本格的な栽培を開始、同年秋の初出荷を予定している。

エゴマの子実

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