学び舎を終え新たな道へ

豊橋准看護学校で卒業式

2024/03/08

答辞を述べる中島さん(豊橋市保健所保健センターで)

 豊橋市中野町の豊橋准看護学校(江﨑雅彰校長)は7日、隣接する市保健所保健センター講堂で卒業式を開いた。第71期生53人が、2年間のカリキュラムを終え、新たな道へと歩き出した。

 式では、卒業生1人1人の名前が読み上げられた後、代表の中島伊代さんに江﨑校長から卒業証書が手渡された。そのほか、豊橋市長賞など各賞の表彰もあった。

 江﨑校長は、能登半島地震を例に挙げ「万が一大災害が起こっても、卒業生の皆さんは准看護師として地域の人々の命を守り続ける行動を取ることができると信じる。育ててくれた父兄や先生方、社会への恩返しとして、卒業後の道を歩んでほしい。地域の患者さまに寄り添うことを最優先とする准看護師であることを切に願う」とはなむけの言葉を贈った。

 答辞を述べた中島さんは「看護の技術と知識を身に着けるため、クラスメイトと切磋琢磨したのは、今思えば宝物のような時間。さらなる努力で看護の専門性を高め、学び続け、患者さまや家族に信頼される看護師を目指したい。学校で学んだ全ての事を胸に抱き、看護に邁進し、1人1人の使命を果たす」と決意を述べた。

卒業生らは、12日の県准看護師試験合格発表を待ち、市内外の医療機関などに就職するほか、22人が看護師資格取得のため市立看護専門学校などに進学する。

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