地震発生時の行動「漫画」でイメトレ/『アフロ田中』など 書き下ろし作品SNSで公開/日本財団
2024/03/11
『青のオーケストラ』の書き下ろし作品の一部(提供)
災害被災地の復興支援などを行う日本財団(東京)は、会員制交流サイト(SNS)の「X」(旧ツイッター)の公式アカウントで、人気漫画のワンシーンから地震発生時の行動をイメージトレーニングしてもらう取り組み「#考察防災」を3月末まで行う。
企画に協力する漫画は、国内が舞台となっている『青のオーケストラ』(作=阿久井真、小学館)と『アフロ田中』(作=のりつけ雅春、同)の2作品。
企画のために作者が描き下ろした「地震が発生したもしもの世界」の漫画や、防災の専門家のコメントなどを掲載する。その場面で災害が発生した場合どう対処すべきか、読者に想像してもらう。
財団は、これまでの被災地支援の取り組みから「災害対策は起きてからでは遅い」という教訓を生かすとし、「体を動かさなくても参加できる『避難訓練』として、平時の備えを見つめ直す機会にしてほしい」と呼びかける。