鈴木亜由子/集大成と位置付けたレースで3位
2024/03/11
序盤は淡々と自分のペースを刻んだ鈴木亜由子㊨(名古屋市内で)
名古屋ウィメンズマラソン2024。集大成と位置付けたレースで3位となりパリ五輪を逃した鈴木亜由子は「日本記録に及ばず悔しい。皆さんの応援に応えられず申し訳ない。自分の力不足、マラソンは難しいなと感じた。悔いのないトレーニングを積んできて、すべてを出し尽くした」と自身の走りを振り返った。
後半の粘りは「もっとできるイメージだった。先頭集団から離れてキツいなと感じた。ただ、最後は強い気持ちで情けない走りはしたくなかった。最後のチャレンジを地元・名古屋で走れたことをうれしく思う」と、目に涙を浮かべながら言葉を詰まらせた。
32歳で迎えたレースは「ここまで長かったので、挑戦できたことが良かったと思う。地元だからここで走りたいという思いが強かった。選択肢はここしかなかった。今は、この先のことは考えられない」と話した。