地元食材使ったメニュー開発

トヨタ自動車田原工場食堂で提供/成章高校生ら

2024/03/11

食堂へ来た従業員にメニューをPRする生徒たち

 田原市緑が浜、トヨタ自動車田原工場の食堂で8日、地元の農畜産物を使ったメニュー4品が提供された。市内の県立成章高校の生徒と食堂を手がけるトヨタ生活協同組合が協力し、考案した。

 田原の食材を使った新メニューを開発しようというトヨタ生協と、課題研究の授業で「食文化」を学ぶ成章高生活文化科2年生を市が取り持った。

 生徒8人は社食について学んだ上でメニューを考え、トヨタ生協で絞り込み、生徒らと調理実習をして提供する4品が決まった。

 コラボメニューは、特産のキャベツと渥美豚を使った「まろやかカレー」や「渥美豚のマーボー豆腐―ビビンバ風」など。田原工場内にある食堂で一斉に提供された。

 「渥美豚の生姜(しょうが)焼きのせうどん」を食べた従業員は「とてもおいしいので、定番メニューにしてほしいですね」と笑顔。考えた伊藤凜さんは「よかったです。豚丼をヒントに考えました」と話し、他の生徒たちも「たくさんあるメニューの中から選んでくれて、うれしかったです」喜んでいた。

 トヨタ生協の担当者は「月1回、1品ずつ出していきたい。田原工場の名物にできれば」と話していた。

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