本祭で大山車の曳き出しなどきょうフィナーレ飾る
2024/04/07
酔っ払いに扮(ふん)し、寝転がるヤンヨー神たち=牛久保八幡社天王社で
豊川市牛久保町で6日、県指定無形民俗文化財の「うなごうじ祭り」こと牛久保八幡社例大祭・若葉祭が始まった。
初日は上若、西若、神兒(かみこ)、笹若の4組の行列が各地区から出発し、千歳通沿いの天王社までを練り歩いた。
行列の最後では「天下の奇祭」と呼ばれる由縁のヤンヨー神たちが、かつて領主に酒を振る舞われた住民らの喜びを寸劇で再現。「サーゲニモサー、ヤンヨー神のー、ヤンヨー!」と歌いながら一斉に路上に寝転がり、他人に手を差し伸べられるまで体を起こさないしきたりを守っていた。
7日の本祭は大山車(おおやま)の曳き出しなどがあり、午後8時半から4組合同の神事「三ツ車」がフィナーレを飾る。