ガーベラ出荷最盛期

生産者「生育状態は良好」/豊川市内

2024/04/17

大輪ガーベラ「パワーボール」を収穫する市川さん

 ガーベラの生産が県内トップクラスである豊川市で出荷が最盛期を迎えている。

 JAひまわり洋花部会に所属する市川真伍さん(40)の温室では、16日、大輪ガーベラ「パワーボール」などの収穫があった。

 市川さんによると、「2月3月の寒暖差によって生育にばらつきが出たが、その後、天候が安定してきたことから、生育状態は良好で順調に育っている」という。

 豊川産ガーベラは花にボリュームがあり、茎が太く、長持ちするなど、品質の良さが市場から高く評価されている。

 18日は、「ガーベラ記念日」。国産ガーベラの品種の誕生を記念して全国ガーベラ生産者協会が制定した。

 市川さんは、「ガーベラは、『希望』や『常に前進』などの花ことばをもち、明るく前向きな印象から人気がある。記念日に因んで家庭でもぜひ楽しんでほしい」と話した。

 JAひまわり洋花部会では会員2人がガーベラを生産しており、出荷本数は合わせて年間約200万本。北海道、名古屋、関西方面の市場へと出荷される。

 地元では、グリーンセンターや産直ひろばで購入できる。

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