ちりめん作家・豊田恵子さん豊橋教室の生徒ら出品
2024/04/17
会場に飾られたつるし飾りと豊田さん(吉田城で)
豊橋市のちりめん作家豊田恵子さんが開く豊橋教室の生徒が作ったつるし飾りの展示会が、市内今橋町の吉田城で開かれている。端午の節句をテーマにした50点が飾られている。5月12日まで。
会場には、男の子の健やかな成長と立身出世を願い、鎧(よろい)かぶとをはじめショウブの花や金運を示す財布、物事を丸く収める鞠(まり)、すくすく伸びるタケノコなどの作品が並んでいる。勇ましい武将を描いた産衣などもある。
つるし飾りは本来、ひなまつりの飾りだが、男の子をテーマに創作した。あでやかな桃色とは対象的に、りんととした紫を基調に、涼しげな色彩になっている。
豊田さんは「新緑に囲まれた吉田城で、爽やかなつるし飾りを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。