豊川/あすまで象雲会書展
2024/04/27
作品について話す鈴木さん㊨(桜ヶ丘ミュージアムで)
豊川市の書家、鈴木瑞象さんが主宰する書道グループ「象雲会」による「象雲会書展」が、豊川市桜ケ丘ミュージアムで開かれている。
豊川、豊橋両市の会員ら36人が1~2点を出品し、軸装や額装の隷書、篆書作品などを展示している。28日まで。
会場には、鈴木さんの「神妙」と「青山一髪」を中心に会員らの力作が並ぶ。中央には、日頃の稽古の成果を見せる小作品も飾られ、手に取って見ることができる資料などもあり、来場者を楽しませていた。
鈴木さんは「隷書の特色である〝整正の美〟を追求した作品がそろった。東三河で、これほど多くの隷書作品が並ぶ書展はない。ぜひ、その魅力を楽しんでいただきたい」と話した。その上で、「書を通じて、人と人とのつながりを広げていければ」と語った。