勝利を目指し熱戦

豊橋少年軟式野球選手権第２日

2024/06/11

　東海日日新聞社主催の第77回豊橋少年軟式野球選手権大会（東日旗）は９日、豊橋市総合スポーツ公園かもめ広場（カモメ球場）で２日目があり、選手権ゾーン（６年生）の４試合とジュニアゾーン（５年生）の４試合が行われた。

　大会初日の快晴から一転、この日は小雨が降る中で試合が進み、選手たちは互いを励まし合いながら、勝利を目指し熱戦を繰り広げた。

　選手権ゾーンは、前回優勝の岩西Ｂや僅差の接戦を制した二川南Ｒ、打線好調の高師Ｓなどが３回戦へと駒を進めた。

　ジュニアゾーンでは花田ＳＢと東田ＣＢ、栄ＤＢ、岩西ＢＢの４チームが２回戦へ勝ち上がり、前回準優勝の岩田ＳＢは敗退した。

　実施する球場や試合などについて、大会主管の豊橋少年軟式野球連盟が調整しています。実施会場、内容が決まり次第、大会主催の東海日日新聞社のホームページ（ＨＰ）や同連盟ＨＰに掲載します。

【選手権】岩西好発進波乱も、ベスト16続々

　選手権ゾーン（６年生）は、前回優勝の岩西Ｂが好発進。シードチームが敗れる波乱もあり、ベスト16進出チームが続々と決まった。

　カモメ球場の第１試合は、二川南Ｒが初回に４点を先制。２回以降は双方が鉄壁の守備で膠着（こうちゃく）状態となり、最終回に杉山Ｇが３点を奪って反撃したが一歩及ばず涙をのんだ。

　高師Ｓは序盤から打線が爆発して大量14得点、３回に打者一巡の猛攻で８点を挙げた。投手陣は渡邊豪と榎本桜志郎のリレーで相手打線を最小失点に抑えた。

　同球場の第２試合では、栄Ｄが最後に粘り強さを発揮、８―６で磯辺Ｍに競り勝った。磯辺Ｍの猛攻を受けて４回に６失点したが、５回に３点を奪い返し再逆転で勝利を収めた。

　連覇を目指す前回王者の岩西Ｂは多米Ｆと対戦。初回に幸先良く２点を先制し着実に加点、危なげない試合運びで３回戦へ勝ち上がった。　　　　　　　　　　

【ジュニア】前回準Ｖ岩田敗退／花田、東田、栄、岩西が勝つ

　がましん杯を争うジュニアゾーン（５年生）は、カモメ球場で１回戦４試合が行われ、前回準優勝の岩田ＳＢが完敗し大会から姿を消した。

　第１試合は、花田ＳＢが７―４で杉山ＧＢを破った。初回から両者一歩も引かない白熱の好ゲームを展開。花田ＳＢは同点で迎えた５回に３点を勝ち越し熱戦に終止符を打った。

　東田ＣＢは、牟呂ＳＢとのシーソーゲームを制した。初回に先制点を許したがその裏に逆転。同点の４回には２点を挙げて突き放した。

　前回大会の決勝で１点差に泣いた岩田ＳＢは、掲冠を誓い栄ＤＢとの初戦に臨んだ。しかし、相手の猛攻を受けて大量失点、早くも今大会の敗退が決まった。

岩西ＢＢは、初回に４点、２回に３点を奪い牛川ＰＢの反撃を３点に抑えた。　　　　　　　　　　　　　　

野球大会２日目の試合結果野球

■選手権ゾーン
▼２回戦
【カモメ球場】
杉山Ｇ
　００００３｜３
　４０００×｜４
二川南Ｒ
（杉）磯谷、高井―高井、磯谷
（二）松野、筒井―筒井、松野
［審判］球審＝石黒▽塁審＝南川、岡本、菅沼

花田Ｓ
　０１００００｜１
　３１８０２×｜14
高師Ｓ
（花）鈴木、牧野―牧野、鈴木
（高）渡邊、榎本―稲本
［審判］球審＝相津▽塁審＝青木、川田、三原

栄Ｄ
　３００１４｜８
　０００６０｜６
磯辺Ｍ
（栄）菅沼、稲見―芳賀
（磯）山田、采女―岡本
［審判］球審＝彦坂▽塁審＝水野、金子、磯谷

岩西Ｂ
　２０２１０１｜６
　１００００１｜２
多米Ｆ
（岩）渡辺、原―原、菅谷
（多）有水舜、平松―菅谷、平松、有水舜
［審判］球審＝白井▽塁審＝東出、榎本、花井

■ジュニアゾーン
▼１回戦
【カモメ球場】
花田ＳＢ
　１２０１３｜７
　０１２１０｜４
杉山ＧＢ
（花）花井、斉藤、花井―山本
（杉）内藤、中崎、内藤―稲石
［審判］球審＝内藤▽塁審＝小原、伊藤、田村

牟呂ＳＢ
　１０１１００｜３
　３００２１×｜６
東田ＣＢ
（牟）東出、古関、上岡―柳瀬
（東）中溝、小林―戸澤
［審判］球審＝山本▽塁審＝宝珠山、小山、國坂

岩田ＳＢ
　００００１｜１
　３７０２×｜12
栄ＤＢ
（岩）吉峯、白井、小西―小西、矢野
（栄）阿部、杉浦―長谷川
［審判］球審＝水野▽塁審＝中崎、大須賀、河合

牛川ＰＢ
　１０２０｜３
　４３１×｜８
岩西ＢＢ
（牛）宝珠山、國枝―渡部、宝珠山
（岩）鈴木、貝原―菅谷
［審判］球審＝西川▽塁審＝佐藤、石原、広野