海に親しむ「渚の交番」

ラグーナテンボスに開所/日本財団が助成/東海3県初

2024/06/11

開所を祝って行われたテープカット

 海について学ぶ交流施設「日本財団『渚(なぎさ)の交番』UMICAN(うみかん)」は8日、蒲郡市海陽町のラグーナテンボス内に開所した。

 渚の交番は全国15カ所目となり、東海3県では初めて。日本財団の助成を受けて、一般社団法人がまやどり(原田朋法代表)が運営する。

 開所式では関係者らによるテープカットがあった。原田代表は「地元の子どもたちや観光客に海を感じてもらえる施設になれば」と期待を込めた。日本財団の尾形武寿理事長は「厳しい社会情勢の中でも、海に親しみ、その恵みを感じてほしい」と呼びかけた。

 建物は鉄骨平屋の約230平方メートル。イベントスペースにカフェを併設した。建物の周囲にコンクリート造りの「縁側」を配し、海を眺めながら休憩できるようにした。

 この日は「さばけるプロジェクト」と銘打ち、地元の子どもたちを対象に「すし職人体験」イベントなどが開かれた。

 午前10時~午後5時。水曜定休。入館無料。

「すし職人体験」に参加する子どもたち

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