縁日の要素ふんだんに/グルメなど多彩なブース人気/豊橋
2024/07/01
縁日やステージイベントの会場(豊橋駅南口駅前広場で)
縁日の要素をふんだんに盛り込んだ「東三河トヨハシナイトフェスティバル~新時代夜店~」は6月28日から3日間の日程で、豊橋市中心部で初めて開催され、大勢の人でにぎわった。
最終日の30日、会場のひとつの豊橋駅南口駅前広場には小雨がぱらつくあいにくの空模様にもかかわらず来場者が次々と訪れ、ずらりと並んだブースで縁日の雰囲気を楽しんだ。地元のミュージシャンなどが出演するステージもあり、盛り上がった。
もうひとつの会場の豊橋市まちなか広場にはキッチンカーが多数出店し、客がグルメを買い求めていた。
豊橋公園で開かれてきた豊橋の初夏の風物詩「納涼まつり(夜店)」が暴力追放の関連で5年連続で中止となる中、同フェスを主催した豊橋まちなか活性化センターの小川直哉さんは「ちょっと近場で楽しむ機会は貴重だ」として、夜店のようなイベントが「待ち望まれているのを感じた」と語った。
企画した「地産地消 東三河新しいイベントを作る会」の斎藤隆典代表(52)は会場で販売された料理について、東三河産の農畜水産物を食材として使うよう出店者に求めたことを説明。「お客さんが『何を食べてもおいしい』と言ってくれる。来年以降も続けていきたい」と話した。