砥鹿神社で「夏越大祓」と「茅の輪くぐり」
2024/07/01
約300人の参列者が茅の輪をくぐった(砥鹿神社で)
豊川市一宮町の砥鹿神社で6月30日、「夏越大祓(なごしおおはらえ)」と「茅(ち)の輪くぐり」の神事があった。幼児から高齢者まで大勢が訪れ、無病息災、家運隆昌(りゅうしょう)、災難防除等を願い、半年間の罪やけがれを払った。
神事には約300人が参列。雨が心配されたことから客殿前に並んで、神職による大祓詞(おおはらえことば)を聞いた。その後、麻と和紙の小片、切麻(きりぬさ)を自分の頭や体に撒(ま)くなどして身を清めた。
そのあと参列者は、神職の後に続いて歩き、参道に設置された直径2㍍ほどの茅の輪を、しきたりに従って8の字を描くように三度くぐって身を清めた。
茅の輪は、身についた罪やけがれを払うといわれている。
岩崎和夫宮司は、「本日は、これまでで最も多い約300人もの方が参列されたと聞いた。ありがたい」と感謝し、「半年間に積もったけがれをおはらいした。これからの半年をすがすがしく過ごしていただければ」と参列者に呼びかけた。