貴重な「高師小僧」ズラリ

豊橋ゆかりの奇妙な鉱物/高師台生涯学習センターの展示物市地下資源館に/13日から期間限定展示

2024/07/10

高師台生涯学習センターに展示された高師小僧(豊橋市提供)

 豊橋市にゆかりの奇妙な鉱物「高師小僧」。市内のもともとの産出地で見つかりにくくなる中、地元の生涯学習センターの展示物を市地下資源館(大岩町)に移して期間限定で近く展示される。一度に多くの地元産の高師小僧を見られる貴重な機会だ。

 同館によると、高師小僧は地下水に溶けた鉄分が地中で植物の根や茎の周りに集まってできた褐鉄鉱(かつてっこう)という鉱物。同市南部の高師原台地で産出したものが最初に研究され、1895(明治28)年に学会誌で報告された。発見地と、幼児や動物を思わせる形が多いことから、この名が付いた。

 産出場所の市立高師台中学校の校庭南側の一部と浜池公園は、愛知県の天然記念物に指定されている。

 高師小僧は日本各地で出ているが、名前の由来となった高師原台地は宅地化が進み、見つけることが難しくなったという。

 高師台生涯学習センターでは、地元で採れた大小の高師小僧計約100点を展示してきた。同センターの改修工事に伴い、今月13日~来年9月ごろまでの予定で地下資源館に展示場所を移す。

 同館でも市内産の収蔵標本20点を常設展示していて、所管する科学教育センターの三木寅男センター長補佐は「これだけの数を出すのは、あまりない。ぜひ見てもらえたら」と話している。

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高師台生涯学習センターに展示された高師小僧(豊橋市提供)

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