豊川駐屯地第10高射特科大隊が運営支援
2024/09/03
天日干しで衛生管理に心がけた入浴サービス(豊川駐屯地公式Xより)
能登半島地震で被災した石川県珠洲市で、陸上自衛隊豊川駐屯地の第10高射特科大隊などが運営を支援していた被災者向けの入浴支援サービスが先月31日をもって終了した。
この特科大隊が提供してきた入浴施設は珠洲市飯田町の飯田小学校で、「尾張の湯」と書かれたのれんがかかったテントなどで設営。断水がなかなか復旧しない地域の住民らに温かい風呂に入ってもらい、隊員らが毎日、清掃や給水、湯沸かしを行ってきた。屋外での天日干しで衛生管理も徹底した。
支援の期間中は多くの被災者が利用して体の疲れを癒やす憩いの場となり、隊員らとの交流も深まっていた。
珠洲市によると、飯田小グラウンドでは被災者向けの応急仮設住宅を建設中で、今月末に完成予定。