地域安全活動に励む市民7人を表彰/豊橋署
2025/01/30
竹村署長から表彰を受けた市民(豊橋署で)
豊橋署は29日、同署で地域安全活動に励む豊橋市民7人へ礼状を手渡す贈呈式を開いた。竹村賢二署長が日ごろの活動に感謝の意を示し、記念品を手渡した。
昨年、署とのパトロールや啓発活動などに取り組んだ市民を表彰。この日来署した5人をたたえた。市内では昨年1年間、一昨年と比べて犯罪発生数が減少している。竹村署長は「豊橋が安全安心なまちであり続けているのは、皆さまのおかげ。今後も協力を願いたい」と謝意を述べた。
東田校区パトロール隊長の袴田大蔵さんは、継続する重要性を意識しながら犯罪抑止に努める。メンバーの高齢化が進む中で積極的な活動を実施。「思いがけない受賞で驚いている。今後も続けていきたい」と話す。
豊橋創造大学短期大学部の森田葉月さんは、防犯ボランティアリーダー。制服に身を包み1日署長も務めた。間もなく卒業して社会へ旅立つ。「大学で初めて行うことが多かったが、貴重な経験になった」と感想を話す。
市防犯協会連合会女性部会支部長の白井千弥子さんは、防犯キャンペーンに尽力。繁華街のある松葉町在住で治安維持に努める。「受賞はメンバーの協力のおかげ。これからも警察に協力していきたい」と語った。
同支部長の柏原和子さんは花田校区に住み、定期的に駅前での啓発活動に参加。散歩しながら児童を見守るなど、街に溶け込みながら地域の日常を守っている。「自主的な活動を行うメンバーのおかげ」と語る。
同支部長の岡田弘志さんは、署と連携した防犯活動に従事。多発する自転車の盗難を防ぐため、駐輪場での見回りに励んでいる。活動を初めて18年。「若い人も参加してくれるとありがたい」と希望も語った。
同連合会松山校区支部長の中村清作さんは、防犯キャンペーン活動に励む。東田校区自治会長の林正幸さんは、防犯カメラの設置などに協力した功労から表彰を受けた。