地域スポーツ企画「とにすぽ」
髙山兼伸 結果残せず悔しい思い
2025/08/18
唯一の2年生で先発出場した髙山兼伸
◆2年生唯一先発に
愛知代表として初出場の甲子園、日大三との重要な初戦。髙山兼伸は2年生で唯一、豊橋中央の先発メンバーに名を連ねた。外野手での登録だが、強肩を生かし投手も兼任。萩本将光監督から「明るい性格と一打の打撃力」を買われベンチ入り、日大三戦メンバーに抜てきされた。
しかし、甲子園では思うような結果を残せなかった。第1打席は優れた選球眼で四球を選び、髙橋大喜地の右前打などで三塁へ進んだが、得点にはつながらなかった。2点を4回の第2打席は遊邪飛で凡退となった。
そして、6回の第3打席は1死一、二塁のチャンスで代打が送られ、甲子園での初安打を記録することなくベンチへと退いた。髙山自身にとって「不本意」な結果に終わったかもしれない。ただ、大舞台での経験が来年に生きる。今秋から新チームを引っ張る重要な選手になる。