地域スポーツ企画「とにすぽ」
中立大翔 ほろ苦い甲子園デビュー
2025/08/18
中立大翔が大器の片りんを見せた
◆期待の超新星
豊橋中央の「スーパールーキー」中立大翔。1年生ながら先発メンバーに名を連ね、高校入学わずか5カ月で甲子園の土を踏んだ。硬式少年野球・愛知豊橋B出身で身長181センチ、体重73キロの体格を誇る、右投げ左打ち。萩本将光監督が将来性を期待する逸材、今後チームの中核を担っていく。
日大三戦は、3回2死一、二塁に二ゴロで先制のチャンスを失い、6回は無死一、二塁で送りバント失敗、7回は2死満塁で勝ち越しの場面だったが遊ゴロ。中立にとって、今夏の甲子園はほろ苦いデビューとなった。
ただ、7回のチャンスでファウルだったが右翼線へ鋭い打球を飛ばし、打席で笑顔を見せる強心臓ぶり。守備も一、二塁間の打球を巧みにさばくフィールディング、約5万人の大観衆が見守る舞台で大器の片りんを見せつけた。1年後、2年後に激戦区を制して再び甲子園の土を踏むことはできるか。