地元企業訪問「オープンファーム」
公共土木事業など4つの事業で「街と未来を創る」
2025/08/18
スケールの大きな工事現場に驚く
豊橋市立花町の総合建設会社「藤城建設」(藤城匡昭社長)には8月4日、県立豊川工科高校1年の恒川颯志さんとロザノ・ルイスさん、竹本新さんの3人が訪れた。
藤城建設は、創業115年の歴史を持ち、公共土木事業、公共建築事業、商業建築事業、マイホーム・リフォーム・その他事業の4つの事業で「街と未来を創る」会社。社員は80人。藤城社長を含め30代以下が4割を占め、活気にあふれる社風だ。
この日、高校生たちは本社で執行役員の原田雅樹総務部長らから、動画や写真とともに建設業の概要や会社、仕事内容の説明を聞いた。地域のインフラやライフラインをつくり、安心安全を届ける仕事であり、求める人物像は「地域貢献への熱意があり、責任感がある人。協調性や向上心がある人」と説明があった。
その後、高校生たちは、同社が手がける豊橋新城スマートIC(インターチェンジ)工事現場まで、車で案内された。スケールの大きな土木工事の様子に、原田部長は「誇りとやりがいを感じられるはず」と胸を張った。
恒川さんは「2年間かかる工事の規模の大きさに驚いた。進路の選択肢として、前向きにじっくり考えたい」と感想を話した。原田部長は「広い世界を見て、自分に合った仕事を見つけるために、オープンファクトリーを利用してほしい」と呼びかけた。