愛知県高校サッカー新人戦/悲願の初V目指す/1・2年生の新チーム躍進
2025/02/14
豊川が県制覇を目指し決勝に挑む(豊川高校で)
愛知県高校サッカー新人大会は15日午後2時から、豊田市運動公園球技場で豊川×名経大高蔵の決勝を実施、東三河代表の豊川が悲願の初優勝を目指す。
創部68年目。1958年創部の豊川サッカー部は、約3年前に人工芝サッカー場を新たに整備し、翌年度から山梨学院を日本一へ導いた長谷川大監督を迎え新体制でスタートした。
1・2年生の新チームで挑んだ新人大会は、1回戦で東邦に6―3快勝、2回戦は1―0で名東に競り勝ち、準々決勝は3―1で熱田を寄せ付けず快勝、準決勝では、昨冬の愛知代表・愛工大名電を2―1で撃破し決勝へと勝ち上がった。
長谷川監督は「新人戦は自分たちの立ち位置を知るための大会。さまざまなチームと対戦しプレーの幅を広げ、選手たちの可能性を引き出したい」と話した。
愛知県高校サッカー新人大会で初優勝を目指す豊川の平松大雅主将(2年)が、目前に迫った決勝へ向けて力強い意気込みを語った。
長谷川大監督に率いられたチームは、試合を経る度に大きく成長、大会前の評判を覆す快進撃で次々に強豪校を破り決勝へ駒を進めた。
平松主将は「初めての決勝で緊張感はあるが、チーム全員で愛知の頂点に立ちたい。最後まで自分たちのプレーを貫き、次につながる大会にする。今年の目標は、全国大会に出場して躍動すること。気持ちの強さで勝ち抜きたい」と話した。
今年のチームは平松主将を中心に団結力が強く、向上心の高い選手たちが揃っている。突破力と技術を併せ持つ生駒泰樹(2年)や成長著しい1年生の大下蒼生など、決勝も活躍が期待されている。