東京マラソン/日本代表入りへ大きく前進
2025/03/03
安藤友香が日本人女子トップでフィニッシュ(©東京マラソン財団)
9月中旬に国立競技場で開催される世界陸上競技選手権大会(世界陸上)の日本代表選考会を兼ねる東京マラソン2025は2日、東京都庁から東京駅前まで42・195キロで行われ、豊川高卒の安藤友香(しまむら)が2時間23分37秒で日本人女子トップの11位に入った。
安藤は、昨年の名古屋ウィメンズ以来約1年ぶり出場、14キロ過ぎから1人旅となった。レース後半は気温が20度前後まで上がり、脚が止まって苦しい走りになったが、最後までフォームを崩さず粘り強く走り切った。
この結果、JMCシリーズのポイントランキングで暫定1位に立ち、2017年のロンドン以来となる日本代表入りへ大きく前進した。
男子では、40キロ手前でトップに立った市山翼(サンベルクス)が日本勢最高の10位。トヨタ自動車の丸山竜也が2時間7分04秒の自己新記録で15位、安井雄一は36位だった。