JR東海が東京ディズニーシー新エリア仕様/豊橋駅から“夢の国”へ―早くも話題/東海道新幹線誕生60年で初の特別塗装車両
2025/03/15
ホームでディズニー仕様の車体を写真に収める人たち(豊橋駅で)
JR東海は、東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」仕様の東海道新幹線「ワンダフル・ドリームス・シンカンセン」を運行している。9月中旬までの期間限定で、春休みやゴールデンウイーク、夏休みは東三河からも豊橋駅から乗車して〝夢の国〟へ向かう人が増えそうだ。
14日午後4時半過ぎ、新大阪発の「こだま736号」が豊橋駅のホームに到着した。N700Aの車体には新エリア内の「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」のエリアデザインが施され、人気キャラクターたちの絵をスマートフォンで撮影する人の姿が見られた。
東海道新幹線の誕生60年で初の特別塗装の車両。車内でもヘッドカバーやテーブルシールにデザイン装飾が施され、メロディーで「塔の上のラプンツェル」のテーマソング「輝く未来」が流れる。
一家で昨年8月に新エリアへ遊びに行ったという豊橋市の藤原知香さん(42)は「大好きなディズニーの世界観がラッピングされた新幹線が地元を通ることがうれしい」と笑顔。長男が幼いころ、新幹線が大好きだったこともあり「これに乗ってゴールデンウイークにディズニーに行きたい。ホームに入ってくるところから子どもたちは大喜びに違いない」と話していた。