豊橋創造大・同短期大で学位授与式
2025/03/19
「卒業生代表のことば」を述べる山﨑ひなさん(豊橋創造大学で)
豊橋市牛川町の豊橋創造大学・同短期大学部は18日、同大の体育・文化ホールで、学位授与式を行った。全学合同で実施され、計270人が卒業した。
式典では、学位記および証書授与と、学科ごとの学長賞、優等賞、外部各賞も紹介された。
伊藤晴康学長は式辞で、二宮尊徳の教えに基づく建学の精神「誠をもって勤倹譲を行え」から「推譲(譲ること)」を意味する「譲」について説いた。
そのうえで「実際に行動を起こし、自立する力を磨き、社会貢献ができる社会人として羽ばたいてほしい」と述べ、今後の活躍を祈念した。
「卒業生代表のことば」は、保健医療学部看護学科の落合陽凪さんと短期大学部幼児教育・保育科の山﨑ひなさんが行った。
落合さんは、「数えきれないほどの学びと経験があった」と振り返り、「社会人となり新たな困難に直面したときには、この4年間で培った経験を生かして乗り越えていきたい」と誓った。
山﨑さんは、「無事、卒業を迎えることができたのも、先生や職員の皆さん、そして2年間、苦楽を共にした友人の存在があったから」と述べ、「今、入学した日と同じように、自分や仲間の活躍に期待と希望があふれている。それぞれの道に進んでいく私たちを見守ってください」と思いを述べた。
式典終了後は学科ごとに各教室で学位記などの配布が行われた。